ページ ツリー

比較バージョン

キー

  • この行は追加されました。
  • この行は削除されました。
  • 書式設定が変更されました。

...

https://github.com/sethvargo/chefspec
Chef 専用の動的テストツールで、ChefDK 専用の動的テストツールで、ChefDK に含まれています。
主に Recipe の DSL が期待通りにコンパイルされているかを確認します。

単純な Recipe の場合、Recipe と ChefSpec のテストコードがほぼイコールになってしまい、
同じことを2度書く手間が増えるだけで、特にメリットを感じませんでした。

現状では ChefSpec は利用していませんし、規模の大きい  は利用していませんし、よほど規模の大きい Cookbook を作らない限りは今後も利用しないと思います。

...

http://serverspec.org/
サーバーの状態をテストする動的テストツールです。
Chef 専用のものではありませんが、Kitchen 専用のものではありませんが、Kitchen が対応していて、標準で利用可能です。
今回は Kitchen から利用することを前提にすすめます。

テストコードの配置

Kitchen で Serverspec を実行する場合、テストコードを決まったパスに配置する必要があります。

 

まず、テストコードを配置するディレクトリを作成します。

...

※ "default" の部分は .kitchen.yml で指定した suites の name です。

 

そして、テストコードのファイル名は *_spec.rb とします。

...

※ _spec.rb の前の部分はなんでもいいようです。 Cookbook のテストの場合は Recipe の名前と同じにするのが多い気がします。

 

テストコードの記述

Serverspec のテストコードはものすごく簡単で、ドキュメント [ http://serverspec.org/resource_types.html ] を見れば一目瞭然です。 のテストコードはものすごく簡単で、ドキュメントを見れば一目瞭然です。

たとえば、あるパスにファイルが存在することを確認するには、以下のように記述できます。

...

 

Kitchen で Serverspec を実行

Kitchen インスタンスで  インスタンスで Serverspec を実行するには、次のコマンドを使用します。 を実行するには、次のコマンドを使用します。

コード ブロック
$ kitchen verify

そうすると、Serverspec が自動的にインストールされ、テストが実行されます。そうすると、Serverspec が自動的にインストールされ、テストが実行されます。
実行結果は以下のようにログに出力されます。

コード ブロック
Service "jenkins"    should be running
        
Finished in 0.04041 seconds
1 example, 0 failures
情報

kitchen verify のほかに、kitchen test コマンドも存在します。

通常 kitchen test ではインスタンスの起動からテストの実行、インスタンスの破棄までを一気に実行します。
ローカル環境で試す場合は kitchen test に --destroy=never オプションをつけておくとインスタンスが破棄されずに、テストまでを一気にやってくれるので便利かもしれません。
また、CI 環境では必ずインスタンスを破棄したいので、kitchen test --destroy=always がオススメです。